英語赤面録 失敗は恥じだが役に立つ

今でこそTOEIC満点の英語教師ですと大きな顔をしていますが、英語修行時代は間違い失敗の連続でした。失敗は恐れず恥じず繰り返さず。ミスから学ぶ実践英語ブログです。

空耳

英語(に限らず、外国語)のリスニングは難しい。
特に、文脈から切り取られて単独で発音された場合
似たような音があるので、まぎらわしいのだ。


過去には、ずいぶんと失敗もした
(今もしているが)


ある、若いイギリス人の女性が、パーティーの席で
私の方を向いて、
"What's [chilblains] in Japanese?(日本語で"しもやけ"って何ていうの?)
と聞いた


私は、childrenと聞き違えて
「こども」
というと


彼女は他の人たちに向かって大きな声で笑いながら


「こども、できました! こども、できました!」
と言ではないか。


また、仕事の打ち合わせの時


相手が"via courier"でドキュメントを届けるといったのを


"via Korea”と聞き違えて、


「韓国経由で書類が届く」と同僚に通訳してしまい


しばしの沈黙のあと


「なんでやねん?」


と詰められた経験もある。


だから、生徒さんが


"First of all(先ず……)"を
「フェスティヴァル」
と聞き違えたり


"Is that all?(それで全部?)"を
「ゼロ」
と聞き違えたり


”rush hour"を
「ロシア」
と聞き違えたりするのが、よくわかる。


(さすがに"I'll write to you"を「荒井注」と聞き違えるのは昭和過ぎるが)


けれども、どんな言語だって聞き間違いや空耳はあるものだ


失敗は恐れず、恥じず、繰り返さず


まあ、外国語の失敗はすればするほどよろしいのではないか。